【優待クロス】日興のルーティーンとセルフ放流注文ロールオーバー失敗について【在庫との戦い】

クロス取引

優待クロス(株主優待タダ取り)の戦い方は様々です。その中でも

  • ノーリスクに徹した一般信用取引を使うやり方を
  • 信用手数料無料で貸株料も安い(1.4%)SMBC日興証券

でクロス取引する方法が、優待好きの個人投資家の定番となりつつあります。

つなぎ売りとして使う一般信用売りですが、その対象銘柄と在庫の量もポイントとなります。日興証券では対象銘柄が幅広く、在庫の量も比較的豊富です。このため「日興で一般」という組み合わせは、優待クロスを戦うとき外せない選択肢となりました。

さて、この通称「在庫」とは一般信用売りの注文可能数のことです。在庫は証券会社ごとに上限があって「早いもの勝ち」のシステムです。カブドットコム証券のみ抽選の時間帯もあります。

では、早いもの勝ちだからと言って、権利付き最終日のずっと前からクロス取引を始めてしまうと、日数に比例したたくさんの貸株料がかかってしまうため、単純な話ではありません。一般信用売りを使ったクロス取引は、早すぎても遅すぎてもいけないのです。

この在庫の確保のタイミングのために、日々の色々な調査と作業の努力が必要となるわけです。そして、日興証券では

  • 「今週中」という注文が一般信用売りにも有効である点

が大きな特徴となっているため、わたしの優待クロスの戦い方を、1週間のルーティーンとしてご紹介します。また、セルフ放流注文ロールオーバー(仮称)という荒業について、失敗の体験を混じえてご紹介いたします。

※本記事は2019年11月時点のものです。以降のサービス・システムの変更の際は証券会社の公式アナウンスをご確認ください。

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わたしのルーティーン

まず、わたしの優待クロス(株主優待タダ取り)のルーティーンをご紹介しましょう。

  • 日興証券
  • 一般信用(3年)
  • 期間指定「今週中」

が条件です。スタートは金曜日の昼(朝8時~昼15時)です。

一旦クロス(金曜昼)

もし、目当ての銘柄の在庫がゼロならば、今後在庫の補充や復活が無いかもしれません。一般信用売り注文がある(在庫が確保できている)場合、(わたしみたいな心配性は)この状況で一旦クロスをします。金曜15時に全ての注文が失効してしまうので、金曜15時までに、権利付き最終日のように、信用買いの注文を追加して、前場または後場の寄り付きでクロス取引を決行します。

  • 制度信用の買いポジション
  • 一般信用の売りポジション

が完成するので、買いポジションの方は1日分でも金利を節約するために、15時までに現引きしておきます。注意としては、日興証券では15時以降に現引きできません

  • 現物株
  • 一般信用の売りポジション(つなぎ売り)

この状態になればOKです。一方、在庫がゼロにならなかった銘柄の注文は、約定しないままなので失効します。以後、改めて注文する必要があります。

金曜17時の勝負

金曜17時は日興証券で優待一般クロスを戦う者として、一番大事な瞬間です。

  • 取り消された今週中注文分の在庫の復活がある(はず)
  • 取り消された個人投資家が一斉に再注文する

在庫が増える理屈がある反面、一週間で最も在庫の奪い合いが厳しい一瞬です。まるでサーバの負荷テストのように、17時から数分はサーバからの応答が返って来ないほどです。

注文をポチっと押してもクルクルするやつ・・

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とり子

人気銘柄の在庫は一瞬で無くなるでしょう。先日の11/1(金)の17時、すかいらーくの在庫は14万株もありましたが、あっという間にゼロになりました。

数分間押し寄せた注文も17:05頃には落ち着き、その頃には在庫争奪戦の勝敗もつくことでしょう。

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金曜夜~月曜昼

金曜夜以降は、放流(たくさん注文し過ぎた人の取り消し)による在庫の復活に望みを託すことになります。ここは在庫チェックの努力と運次第としか言えません。

また、一旦クロスした銘柄で、もし再び在庫の確保(一般信用売りの今週中注文)ができれば、注文の持ち替え(ロールオーバー?)が可能になります。
整理すると、こういうことです。

  • 現物株1,000株
  • 一般信用売りポジション1,000株

の状態から、もしさらに

  • 一般信用売り「今週中」注文1,000株

を追加でできたならば、貸株料を節約するために現渡ししておきます。すると

  • 金→月の貸株料+金利は支払うが
  • 火→金の貸株料が節約できる

というようなメリットがあります。一般信用売りの注文さえ今週いっぱい有効であれば、来週の金曜日、またクロス取引を実行すれば、実質クロスのポジションが継続できることになります。

月曜夜~木曜昼

曜日や時間帯を問いませんが、任意のタイミングで

  • 証券会社による在庫の補充
  • 個人投資家による一般信用売り注文の取り消し→在庫の復活
  • 個人投資家による一般信用売り注文の現渡し→在庫の復活

によって在庫が復活するかもしれません。しかし、これがいつ何株発生するかは全く分かりません。在庫チェックの努力と運次第としか言えません。

たとえば、このように在庫をゲットするコツのような、何となくの経験則はあるかもしれませんが、確実なことではありません。しかし、法則性や手がかりがあるかもしれないので、今後も調査を続けようと思います。

木曜夕方~木曜深夜

もし今週中注文の指値が、金曜日の値幅制限の外にハミ出してしまった場合は、木曜深夜までに必ず訂正しておきましょう。そのままでは金曜早朝に失効してしまいます。

日興証券の今週中注文は値幅制限で失効するのか?
SMBC日興証券の指値注文では「今週中」という期間指定が可能です。いえ、期間指定ができること自体は珍しくないのです。「一般信用売りにも指定できる」という点が他の証券会社に無い珍しい仕様となっております...

この後、金曜日まで残った今週中の指値は「一旦クロス」する?しない?の判断に戻り、その後毎週ループすることで、ルーティーンの説明はおしまいです。

権利付き最終日

ただし、途中の曜日で権利付き最終日を迎える場合は、何曜日であってもクロスのポジションを作ります。一旦クロスと同様に、

  • 権利付き最終日にクロス取引と現引き
  • 権利落ち日に現渡しをして

めでたく株主優待タダ取りの完了となります。

まとめ

  • 月まで:在庫探し1日目&注文ロールオーバー
  • 火:在庫探し2日目(火曜以降もロールオーバー自体は可能)
  • 水:在庫探し3日目
  • 木:在庫探し4日目&値幅制限チェック&注文訂正
  • 金:確保銘柄の注文成行訂正&現引き
  • 金17時:次週分の争奪戦

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セルフ放流で注文ロールオーバーする荒業

登場する用語は優待クロス界隈の通称、仮称です。もし、正確な呼称があれば、ぜひtwitter等でお知らせください!

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とり子

まず、通称「放流」とは、

  • 一般信用売り注文を取り消した
  • 一般信用売りポジションを現渡しした

ことを意味します。放流されると、放流された株数分の在庫が復活します。

さて、クロスのポジションが完成した

  • 現物株1,000株
  • 一般信用売りポジション1,000株

の状態で、同じ銘柄の一般信用売り注文がない(在庫を確保できなかった)とき、新しく

  • 一般信用売り「今週中」注文1,000株

が注文できれば貸株料を節約できるわけですが、方法が無いわけでもありません。実は、注文が成立する時間帯に限るのですが、自分で放流つまり現渡しをすれば在庫が復活します。しかし、現渡しをするということは、一旦でも自分のクロスのポジションを失うことを意味します。

現渡しをした瞬間、即行で一般信用売り注文ができれば良いですが、全国の優待クロス目当ての在庫ハンターたちが狙っています。銘柄によっては1秒も猶予は無いと考えましょう。

わたしも実際に、「百円程度の貸株料節約のため」にチャレンジしたセルフ放流注文ロールオーバーによって、せっかく確保していたクロスのポジションの株数が減ってしまいました・・・。

一瞬で奪われてしまうほど人気の銘柄の在庫ですから、もう手に入ることは無いでしょう・・・。百円程度を欲張ってしまった結果、一部を失ってしまうなんて、馬鹿なことをしたなぁと後悔しました。もちろん、

  • 在庫がゼロになって間もない頃や
  • あまり人気の無い銘柄ならば

この荒業が通用するかもしれません。しかし、セルフで放流して、新しく注文するという順番である以上、他の人に譲るだけの結果になる覚悟が必要です。結論としては、オススメはできません

なお、わたしの株数が欠けてしまった銘柄は、足りない株数分だけ制度信用で逆日歩のリスクをとって補おうと思います。一般信用と制度信用の混合クロスは、意図せずですが、意外とやってしまった経験があります。

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クロス取引で個人投資家が増えて欲しい

今回は少しマニアックな内容になってしまいました。でも、雑誌や本には載っていない、タイムリーでリアリティのある記事が書けたのではないか?と思います。ぜひ「日興の一般」で一緒に優待クロス(株主優待タダ取り)を楽しみましょう!

ちなみに、こういった情報の提供や呼び込みをして、何の意味があるの?と疑問に思われる方もいるでしょう。

2019年、SMBC日興証券のような老舗大手が、無条件で信用手数料無料のような革新的なサービスに踏み切った背景には、

  • クロス取引を動機とした個人投資家が増えた

点が大きいと考えられます。証券会社としては、

  • 預かり資産残高が欲しいし
  • 金利や貸株料もたくさん欲しい
  • 顧客を魅力的なサービスで囲い込みたい

わけです。たくさんの個人投資家がクロス取引に関心を持ち、口座を作り、銀行に眠っているお金を証券口座に移動して有効活用することで、

  • さらなる証券会社のサービス競争が生まれる

と期待できると考えています。個人投資家自体が増え、競争する舞台のパイ自体が大きくなれば、もっと快適に株主優待を楽しめるようになるのではないか?と期待しているのです。

最後までお読みくださいまして、どうもありがとうございました♪

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とり子

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