【IPO】JMDC(4483)の初値予想【日興優遇当選】

IPO

日興証券さんで、野村証券主幹事 2019/12/16上場予定の新規公開株、JMDCが当選しました! なお、主幹事である野村証券では落選でした。またもや主幹事で落選、主幹事以外の日興の優遇で当選です。

日興さんの優遇当選は、

  • 11/21に上場した トゥエンティーフォーセブン
  • 12/10に上場するテクノフレックス

に続き この1か月で3件目です!

意外と当たるのね!?

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とり子

 

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とる造

でも、安心できない銘柄ばかりじゃからのう。

3銘柄とも

  • 初値が何倍にもなりそうな勝ち確定IPOでもなく
  • かといって全員当選しそうなほぼ公募割れ警戒の負け確定IPOでもない

ので、わたしたちが本当の意味で目標とする「IPOの当選」とも異なります。本当のIPO当選とは、初値が何倍にもなったり、100株で10万円、20万円の値上がり益が発生したりするIPOの当選のことです。それまでは、落選しようが当選しようが誤差でしかありません。

個人的な見解を言えば、微妙なIPOにブックビルしたり当選することは、スポーツでたとえると、ウォーミングアップ、素振り、程度のものです。無いよりはマシだし、モチベーションの維持にはなるでしょう。

3回の当選のうち、主幹事以外が2回ですから「株数が少なくても当選した」ことは事実であり、日興の抽選でステージが通用した実感を体験できたことは発信する価値があると思います。

日興さんのステージは信用できる!

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とり子

ステージについて | 日興イージートレード
日興イージートレードはSMBC日興証券の...

3か月の残高平均というと難しそうな条件ですが、信用取引なら保証金の約3倍まで背伸びできます。信用口座を開設して信用取引建玉の条件でステージの判定を狙うと近道です♪ もちろん、その分の金利・貸株料がかかりますが、もし数年に1度であってもレアなIPOが当たれば余裕で取り返せます。

たとえば、1,000万円のシルバーステージを達成するためには、現金で約400万円の残高があれば信用買い500万円と信用売り500万円のクロス取引が可能です。このポジションを月末に持ち越せば1,000万円の条件を1か月分クリアできます。これを忘れずに3か月行えばシルバー達成です。

あれ?3倍だったら334万円とかで良さそうじゃない?

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とり子

クロス取引は「成行」で注文することが大原則です。すると、実際の「注文時」の見積り金額が値幅制限いっぱいの分まで必要となるのです。そのため、余分な残高がある方が望ましいです。

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とる造

だいたいの目安じゃが、目標金額の4割(=2割増しの1/3)の口座残高を準備したい。

もちろん、1,000万円のシルバーステージを達成するために、信用買い1500万円と信用売り1500万円のクロス取引をして月末を持ち越せば、3,000÷3=1,000万円ですから、1,000万円の条件を1か月だけでクリアできます。3か月続けなくても1発でシルバー達成です!

資金があって狙える人は1発で狙いたいね!

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とり子

機会自体が限られたIPOのブックビルですから、積極的にステージの優遇を手に入れて戦いたいですね!

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JMDC(4483)の初値予想

気になるIPOを

  • SNSでの評判
  • 企業業績
  • 直近の事実を重視する初値予想

の3ステップで解説します♪

ツイッターやブログでの当落チェック

JMDCの当選報告をツイッターで検索してみると、たくさんの当選報告があるような印象を受けました。

一方、JMDCの落選報告です。

ブロガーの人でもない限り、わざわざの落選は報告しないかもしれませんが、当選の報告が多く、さらに「やったー」という喜びや期待の感想でなく「大丈夫かな・・」と不安と心配の報告が目立ちました。落選の報告は少ない印象です。実際は違いますが、仮に100株ずつだとして58,600人に配分がある規模ですから、大勢が当選していても仕方がないでしょう。

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どんな会社?株価は期待できるの?

株式会社JMDC
株式会社JMDCは、医療分野において、社会課題として取りざたされている「医療費の増大(2025年問題)」「医療の地域格差」「生活習慣病の増大」「労働力不足」といった問題に取り組んでいます。 個人の健康な生活のため、その結果としての持続可能な国民医療制度の実現のため、人材やテクノロジーに積極的に投資し、医療ビッグデータを...

引用させていただきますと「日本最大規模のレセプトデータベースを持つ医療ビッグデータの分析・解析のパイオニア」だそうです。

レセプトデータというと、医療系「おなじみの事業」で飽和(成熟)したビジネス、サービスのイメージです。一方、医療ビッグデータの分析・解析というと、突然未来感があります。つまり

  • レセプト関連(目新しさもないけど、手堅く稼いでいるよ)
  • 医療ビッグデータ(活用は未知数だけど、こっちは将来性があるよ)

対照的な事業を2本立てでアピールしていて、なかなかやるな?という第一印象でした。手堅いだけの企業、稼いでないくせに未来だけ語る企業、どちらかに偏ってしまうと株式市場で評価されない傾向はあります。

言ってみれば、これは即ち「実績と将来性」のことですから、当然といえば当然です。実績があっても将来の成長が見込めない場合、株価のキャピタルゲインが期待できません。よほど割安でもない限り人気がイマイチになります。

一方、IPOにありがちな…実績(収益性)が皆無のまま(赤字続き)将来だけを語り大風呂敷広げる「ただのふかし」企業は「最近特に」市場で評価されにくくなっているようです。以前はIPOは夢だけで高騰するんだ!というムードもありましが、今年の市場参加者(特に個人投資家でしょうか?)は「とても現実的」夢なんかより収益性に敏感な傾向が強いです。

新しい事業にチャレンジして失敗しても、ちゃんと継続している稼ぎが別にある企業は評価できるのではないか?というのが私の考えです。

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では、株式投資をするわたしたちが気になるJMDCの業績の評価ですが、

  • 近年の売上はじわじわ無難に上昇
  • 利益も無難に出していて財務も良くなっている
  • しかし、今回の公募価格に対する割安性はない(高PER)

このような内容です。

うーん、内容は良さそうなのに、割安でないってのは引っかかるわね。

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とり子

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とる造

割高自体は他のIPOでもよくあるので、そこまで懸念されないのじゃが、問題は公開株数と吸収金額なのじゃよ。

2019年にIPOした企業のうち

  • 東証1部以外
  • 公開株数が 5,000,000株以上(吸収金額規模の目安)

は、6銘柄あります。初値の勝敗は…

  • 3勝3敗! 半々…

でした。丁半博打の期待値トントンという有様です。 IPOに関わらず、相場の世界は需給が一番大事と言われます。

  • 予めたくさんばら撒かれる
  • 初値で売る人の数は多くなる
  • 初値で買う人の負担が重くなる

非常にシンプルな理屈です。 公開株数の多いIPOの場合「レアものでもないのに」わざわざ上場日の初値を買う人には、強い動機が必要となってきます。たとえば

  • 東証1部ならばファンドへの組み入れ期待(機関投資家の需要)
  • 東証1部未満ならば鞍替え期待(東証1部へ昇格)

こういうった動機も考えられます。JMDCの規模なら鞍替えへの期待を動機にすることもできるでしょう。しかし、あくまでも中長期投資の魅力であって、上場初日の買い材料と言うには無理があるかもしれませんね。

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JMDCの初値予想

色々な初値予想のサイトはありますが、わたしの今年の初値予想4銘柄は

  • 自分も当選したIPOで損益の責任を被っている(自腹)

ところが自慢です!チャットワークではひどい目に遭いましたが、トゥエンティーフォーセブンではピタリ賞でした♪

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今回は、公開株数が500万株超という点が大きな特徴です。株価も30万円という値がさめで、重たい印象しかありません。

まずデメリットを挙げておきます。公開株数が「多い」点と初値の株価が「割高」な点です。また、投資単価が約30万円は安くはなくデメリットです。

業種:○(医療ビッグデータは社会に役立つ将来性がある
公開株数(需給は一番重要):×(△寄りのアウト
市場吸収額(これも需給):×(△寄りのアウト
オファリングレシオ:○(標準範囲)
株主構成:○(ベンチャーキャピタル不在、大株主が上場企業)
IPO全体ムード:○(改善中?)
ブックビルスタンス:△(辞退はしないが、正直怖い

大株主は上場企業のノーリツ鋼機(7744)です。

需給からすると怖くて仕方がないのですが、値上がりしたらラッキー、まあ同値でしょうね!というスタンスで構えたいですね。←いつも言ってる?

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さて、初値予想です。2019年のIPOを近い順から、業種はバラバラですが、東証1部上場以外で公開株数が500万株以上の6銘柄について、実績の平均値を計算して根拠にしたいと思います。主幹事と公開株数、初値の騰落率は

  • 2019/6/19 Sansan(野村)8,636,500株 → +5.7%
  • 2019/6/27 新日本製薬(みずほ)5,600,000株 → +13.1%
  • 2019/8/9 ステムリム(日興)9,660,000株 → -7%
  • 2019/9/20 ギフティ(野村)5,049,300株 → +25.3%
  • 2019/9/24 チャットワーク(大和)9,775,000株 → -7.5%
  • 2019/10/25 BASE(大和)8,311,500株 → -7

公募割れすると7%の損になるってことだけは明らかな傾向ね…

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とり子

6銘柄の平均は +3.7% になりました。公募価格の2,950円 に対して103.7%は 3,059円になりました。

JMDCの弱気な初値予想:3,055円

でも・・実は、公募割れした、ステムリム、チャットワーク、BASEは(ちょっと酷い)赤字企業でした。関係するSNSや掲示板を読んだとき「上場ゴール案件」「稼げてもいないのに投資家を馬鹿にするな」のような辛辣なコメントが散見されました。JMDCは、少なくともこのパターンではないのですよね・・。本当は区別したいです。

また、野村さん主幹事の2銘柄は健闘しました。そもそも年間を通じて、野村主幹事のIPOは概ね健闘しています。色々評判のある野村證券ですが、面子を保つところも野村證券らしいなぁと思うわけです。

ぶっちゃけ初値はもう少し期待しても良いと思うのが本音です。前後に上場する、メドレー、ランサーズ、フリーよりは明らかに初値がしっかりするとも予想しています。

公募割れした3銘柄を除いた3銘柄の平均は +14.7% になりました。公募価格の2,950円 に対して114.7%は 3,383円なので、3,380円の予想もあり!だと思っています。

JMDCの強気な初値予想:3,380円

さて、どうなるでしょうか?楽しみです。

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とり子

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最後までお読みくださいまして、ありがとうございました♪

IPOに当選するには?
IPOとは、新規公開株、Initial Public Offeringのことです。投資というと小難しいかもしれませんが、IPO投資とは、実は抽選に参加することなのです。証券口座と資金があれば、誰でも応募できますし、誰でも参加できるのです。

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