テクニカルとは

株の用語

 

株式投資・FXにおけるテクニカルとは?テクニカル分析とは?とり子がわかりやすく意味を解説させていただきます。

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とり子

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テクニカルとは

 テクニカルとは、値動きや需給などの要因となる項目のことです。たとえば、チャートのローソク足や移動平均線、トレンドラインなどのことで、主に短期投資を行うために銘柄をスクリーニングする情報源となります。
 テクニカル分析とは、テクニカルを分析することで過去のパターンから株価の未来を予想する手法です。

 テクニカルで分かることは、どのくらいの暴落、急騰なのか?ボックス相場から抜け出したのか?買い時、売り時の転換点か?つまり、レンジ相場の値幅、トレンドとトレンドの強さ、そして市場の過熱感です。テクニカルからチャートに現れた大衆心理を読み取り、デイトレードやスイングトレードの売買に活かします。

 また、日経225先物やFX、仮想通貨のシステムトレードを行うために、python、Excelマクロなどのプログラミングで作られた自動売買botを、個人が運用する時代になりました。テクニカルはこのようなコンピュータが行う取引の判断・ルールの設計にも情報源となるそうです。

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とる造

実は最近、自動売買に夢中なのじゃよ。最近の機械は凄い。ワシより取引上手かもしれん。

 テクニカルはスマホのアプリやパソコンソフトのツールで簡単に使えます。チャート上に重ねて表示するもの、チャートの下にグラフを表示するもの、これらはパラメータを各自カスタマイズできます。また、高値、安値を目安に描いたレジスタンスラインやトレンドラインという線も有名なテクニカルで、FXのライントレードはおなじみですね。線の引き方が各自の工夫となります。


 テクニカルの問題点に必ず「ダマシ」というものがあり、テクニカルが無駄、あてにならない、まるで迷信のように見えることがあります。だましに振り回されないよう、テクニカルの種類を複数組み合わせることがシンプルに重要です。ダマシの無い必勝テクニカルはありません。複数のテクニカルで騙される確率を減らすことが、機会を絞りチャンスを見極める結果となり、これが現実的な対策です。

 テクニカルの一番人気はMA(Moving Average)つまり移動平均線です。主にMAの角度や距離、違う時間軸のMAとの交差(クロス)に注目して利用します。他に人気のテクニカルは、チャートの窓や髭、ローソク足、平均足、5分足1時間足、グランビルの法則のようなチャートの形状に注目するもの、トレンドライン、サポートライン・ネックラインのようなライン状のもの、ボリンジャーバンド、エンベローブのようなチャート上の値幅を示すもの、MACD、ストキャスティクス、モメンタム、ボラティリティ、ボリュームレシオのようなチャート外に計算した数値をグラフ化するものもあります。

 テクニカルの対義語のような存在としてファンダメンタルがあります。どっちが必要なのか、必要ないのか、どちらが意味あるのか、意味ないのか、しばしば議論となります。しかし、どちらも不要、無意味ではありません。テクニカルだけでは勝てないと考え、投資家は分析のやり方を勉強し、メリット、デメリットを知ることが大切でしょう。

今後、具体的なテクニカルのご紹介や、テクニカル分析に取り組んだとり子の体験を記事にまとめる予定です。楽しみにしていてくださいね!

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とり子

 

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