【2020年12月】IPO24銘柄のスケジュールをチェック

IPO

2020年の12月は IPOが24銘柄も続きます!

  • スタメン(4019)
  • ビーイングホールディングス(9145)
  • バルミューダ(6612)
  • FFJ(7092)
  • ローランド(7944)
  • ビートレンド(4020)
  • プレイド(4165)
  • かっこ(4166)
  • リベルタ(4935)
  • オーケーエム(6229)
  • ココペリ(4167)
  • インバウンドテック(7031)
  • ポピンズホールディングス(7358)
  • いつも(7694)
  • ヤプリ(4168)
  • Kaizen Platform(4170)
  • ウェルスナビ(7342)
  • エネチェンジ(4169)
  • 交換できるくん(7695)
  • グローバルインフォメーション(4171)
  • 東京通信(7359)
  • ファンペップ(4881)
  • 東和ハイシステム(4172)
  • SANEI(6230)

まさにIPOラッシュですね!

  • スケジュールはどうなっているのか?
  • どの銘柄を、いつブックビルすればよいのか?

を整理して自分なりの作戦を立ててみました。さらに

公募割れ大丈夫かしら?

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とり子

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とら

初値何倍になる?!

このような初値の予想を どんな基準で判断すればよいのか? IPOの良し悪しについて、改めておさらいしてみます。

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IPOスケジュール

まず、スケジュールですが「淡々と」申し込みたいと考えています。

IPOは、まさに「取らぬ狸の皮算用」 当選した後で詳しく調べれば十分です! 日々 IPOの当選を期待していると あまりにも当選しない現実 に 落ち込んでしまうでしょう。もう当たらないIPO銘柄は この世に存在しなかった扱いにでもして、貴重な時間は 他の投資の勉強・作業に使うことをおすすめします。

でも、申し込みに漏れがあってはいけません! IPOは宝くじと一緒(さらに無料!)で、申し込み(ブックビル)しなければ100%当たりません。いくら当たりにくいといっても、0.0…01%と0%とは 全く違います。

  • ほぼ当選しないので手短に作業したい
  • かといって作業漏れも許されない

効率的にブックビルできるよう、作業する日を絞ろうと考えました。ここで1点注意があります。

  • ブックビル最終日は締め切りが午前中だったりする!

したがって、わたしは 実質の申込期限を 公表されているブックビル期間の前の日だと思うようにしています。また、ぶっちゃけ 今月の一連の24銘柄は ほとんど公募割れしない んじゃないか?という最低限の予想を立てました。つまり

  • 見送る(申し込まない)銘柄は真剣に選ぶ
  • IPOのことを「考える」日数は最低限

という方針で参ります! IPOの良し悪しの話は後述しますが、見送る銘柄と その理由を簡単に解説します。特にローランドですが 3銘柄ともに公開株数が多く 不利です。さらに

  • ローランド → 再上場銘柄 × ファンドの出口(換金)案件
  • Fast Fitness Japan → 今年の事情でフィットネス業界は厳しい
  • ファンペップ → 去年IPOを延期した銘柄 × 元々バイオ銘柄はハズレが目立つ

以上3銘柄は回避ですが、あくまでも私見です。24銘柄のうち3つを除外しても21銘柄も残るので 無理をするつもりはありません。

次に、IPO申し込みをする作業の日を想定してみました。こちらをご覧ください。

わたしの場合は

  • 12/2(水)
  • 12/5(土)または12/6(日)
  • 12/10(水)

の3日間にブックビルの作業をまとめる作戦を考えました!

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とる造

これで応募したい銘柄を漏らさず申し込めるぞ!

1つでも当たればいいね。

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とり子

24銘柄について 網羅的なIPO銘柄情報とIPOの初値予想は、大手ブロガー様にお任せします!わたしは作業の日以外、IPOのことを一切考えないよう心がけます…笑

では、引き続きIPOの良し悪し(初心者向け)をどうぞ!

IPOの初値騰落予想基準

こちらは初心者向けです

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とり子

初値が高騰するIPO銘柄の条件は、3つあると考えています。

  • 公開株数が少ないか?(とても大事)
  • IPO的に魅力のある事業か?(次に大事)
  • 今後稼ぐ気があるのか?(除外に使う)

では、それぞれ解説いたします!

公開株数が少ないか?

公開株数と初値騰落率には、明確な逆相関性があります。公開株数が少ないことは、IPOの初値高騰にめちゃめちゃ重要です。

IPOに関わらず、相場には昔から「需給に勝る相場無し」という言葉があります。需給とは、需要と供給のことです。要するに「人が欲しがる」「簡単には手に入らない」いわゆるレアなものは値段が高くなるといった、なにも株式市場に限らない この世当然の摂理です。

ざっくりですが、公開株数が

  • 50万株(当たりが5000枚)以下ならレア
  • 500万株(当たりが5万枚)以上なら非レア

といえるでしょう。この間だと、他の条件を吟味することになります。なお、

  • 100万株(当たりが1万枚)

を超えなければ、ほぼほぼ公募割れは無い とわたしなら予想します。(※数年に一度ある株式市場全体の大暴落 のような時期は除きます…今年3月がそれでした)

魅力のある事業か?

中長期投資だと、企業の将来性だけではなく マクロ経済や世の中のパラダイムシフト、人類の行く先すら手がかりにする 壮大な予想になりますが、IPOの場合だと、一旦は 新しさ「だけ」が命! 目先の数日・数週間の値動きはどうなるのか?だけが関心事項になります。そうですね、IPO銘柄を評価する基準は、スイングトレードを目当てにした テーマ株を探す基準に近いのかもしれません。

IPO銘柄の事業内容、該当する事業のカテゴリを調べて、直感的に以下のどちらに多く該当するだろうか?考えればOKだと思います。

IPOとして魅力がある

  • 新しいこと(未来志向)
  • 分からないこと(伸びしろを勝手に期待できる)
  • 誰もやってないこと(先行者は競争で優位性がある)
  • 今確実に流行っている(目先数年はガッポリ稼げる安心感)
  • 国策(金融緩和を筆頭として国には逆らえない)

IPOとして魅力がない

  • 古いこと(夢がない)
  • 分かっていること(利益が計算できてしまい天井がある
  • みんながやっていること(何番煎じ?)
  • 流行遅れ

今後稼ぐ気があるのか?

これはブックビルを見送る判断に使っています。上場ゴールという言葉は有名ですが、お金をもらっておしまい!という会社に魅力が無いことは説明不要ですよね。問題は その気配をどう読み解くか?という話です。

よしんば上場に向けて数字を作っている…とは言いませんよ?でも、近年

  • 売上が伸びている(業務拡大へ)
  • 赤字が減ってきている(利益体質へ)

このようなことは、いわば「面接にスーツを着て臨む」程度の当たり前のマナーのようなものです。表舞台に提出するものすら整えず上場に臨んでいるとしたら、それは「お察しください」というメッセージにも受け取れます。

他にもたくさんのIPO銘柄があるのですから、稼ぐ気概を感じない企業をわざわざ選んで リスクをとる必要はないと思います。(※わかってて泥をかぶり恩を売る 対面証券のお付き合いは別です)

まとめ

IPOラッシュの24銘柄中、公募割れしないと予想した銘柄の中にも、最重要である公開株数が数百万株もある(数万人、大勢に当選する微妙なIPO)銘柄もありますが、今年は3月以外 あまりにもIPOの地合いが良過ぎます。

これは 世界的な金融緩和の果てに(他の銘柄の株価水準が高くなり過ぎて)IPOくらいしか(特に短期売買で)買うものが無い!という消去法的な事情があるのかもしれません。

このような売買の場合、難しく考える必要はありません。いえ、必要がないというより、上がっても下がっても馬鹿馬鹿しいような結果(初値が信じられない価格)になってしまい、どれだけ理論武装しても臨んでも 白けた感想になってしまうでしょう。もちろん、中期(数か月)以上ならば従来通りの投資スタンス、センスが必要になるのは言うまでもありません。

今回の公開株数が多い銘柄も、一般人(わたしも)が「なんだこれ?」と思うような 新技術寄りネット系が目立つので、初値高騰は期待できませんが 公募割れは心配していません。

さて、みなさんも1銘柄くらい当たると良いですね♪ 市場からのクリスマスプレゼントを こっそり期待しましょう。

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この記事を書いた人
とり子

クロス取引による株主優待ほぼタダ取り=優待クロスを楽しみたい人/投資歴13年→完全放置のインデックス投資以外を模索中/心配性で安定志向/ズボラで適当/お金の計算とお小遣い稼ぎが趣味/僻地の主婦

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コメント

  1. 藤村 洋 より:

    株初心者です、教えてください

    1、今、楽天証券に株口座あり、株取引してます、
    2.楽天証券で取り扱う、2020年12月のIPO銘柄は、11件のみです、
    3.本レポートで24銘柄全部を検討の対象としているようなのは、、
      全てをカバーできるよう、複数/多数の証券会社の口座をお持ちと
      いうことなのですか。

      

    • とり子 とり子 より:

      とる造がお答えいたします。コメントありがとうございました。
      仰る通り、全て・・ではありませんが多くの証券会社を持っております。
      ・野村
      ・大和
      ・みずほ
      ・SMBC日興
      ・三菱UFJモルガン
      ・東海東京
      ・いちよし
      ・SBI
      ・楽天
      ・auカブコム
      ・松井
      ・岡三オンライン
      ・GMO
      ・マネックス
      実は、これ以外にも新しい証券会社があったりするようですね。
      ここまでの口座開設は「普通」であって
      たった抽選だけで大金のチャンスがあるという
      競争が熾烈な世界なので
      昨今は、未成年口座を含め
      家族の全員の口座を開設している人が多いと思われます。
      すると、数字上の倍率は人数倍になりますので
      その分当選に近くなるわけですね。

      いやはや、大変な事務作業の積み重ねの結果とでも申しましょうか。
      それでも5年に1度でも数十万円が手に入るとしたら
      やる人は大勢なのでしょうね。
      以上でございます。

  2. 藤村 洋 より:

    了解です、ありがとうございました。

    もう1点、ブックビルディングでの仮条件の価格は、
    例えば、2810~3710の場合、上限の3710にしておくのが
    良いのですか?

    初歩的質問で申し訳ありませんがーーーー。

    以上

    • とり子 とり子 より:

      どうしても購入したい銘柄であれば、
      範囲の最高値を入力または選択してください。

      証券会社によっては、
      成行やストライクプライスという選択肢もあります。
      これは「何円でもいいから買いたい」という意味になりますので
      こちらを選択するとよいと思います。

  3. きじん より:

    IPOや株主優待について、いつも楽しく記事を拝見させていただいています。IPOの申し込む日がとても参考になりました。今月のようにたくさんあると、まとめて申し込みしたほうが効率がいいですものね。これからもよろしくお願いします。

    • とり子 とり子 より:

      きじんさまコメントありがとうございます!

      IPOの抽選は無料なので当選は甘くないですが
      気長にのんびり、事務的に申し込まねばなりません。

      来年もたくさんのIPOがあるとよいですね♪

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