株主優待の価値を金額にするといくらなのでしょう?
この記事は「株主優待タダ取りの利益を計算する方法」の第二弾です。
とり子
株主優待タダ取りは「いくら儲かるか損するか分からない」という株式投資に必ずあるリスクをゼロにして、確実な儲けを狙う手法です。
さて、一般的に利益は売上から経費を引いたものです。
株主優待タダ取りをお仕事とすれば
- 経費は 優待クロスのコスト
- 売上は 株主優待の価値
- 利益が 株主優待タダ取りの儲け
となりますね!
経費と売上の金額を事前に計算できれば、利益が事前に計算できるのです。この利益の金額を基準として、いつからクロス取引を始めるのかを判断するのです。
この記事では、売上である「株主優待の価値」を正確に見積もる方法を説明します。
株主優待の換金価値
株主優待の内容は様々です。内容の種類によって金額の計算方法を分けて考えます。
QUOカードやギフトカード
使用期限が無い金券や、全国的に多数のお店で使える金券の場合は、ほぼ普遍的な価値があります。大手金券ショップの買取価格を基準として、わたしは以下で見積もりの計算をしています。
- QUOカードは額面の90%
- 図書カード、お米券は額面の80%
- JCB/VISA/VJC/UCギフトカードは額面の100%
- イオンなど小売大手のギフトカードは額面の95%
- ジェフグルメカードは額面の85%
その他金券はヤフオクで調査
限られた店舗、チェーン店でのみ使える買い物券、お食事券の場合、ヤフオクの落札結果を基準として、わたしは見積もりの計算をしています。
使用目的が限られていたり、有効期限があったりする金券は、価値と価格の変動があります。株式投資で株価を調べるように、時価の調査をおすすめします。何月は安く何月は高い、のように規則性がある株主優待券もあります。
ヤフオクの調べ方
「優待 マクドナルド 6枚」のように「優待 銘柄名 数量」で検索をかけます。「優待」は「優待券」でも「株主優待」でも検索結果に大差ありません。
さらに「落札相場」「終了近い順」で表示を変えます。実際にいくらの値段で買った人がいるのかを調べます。
そして、1ページ目、10~20件で構いませんので、だいたいこの値段ぐらいが多いかな?という値段に注目します。平均値でなく中央値を探すイメージです。
この例だと、3,550円前後が目立ちますので、わたしは100円未満を切り捨てて3,500円とします。
さらに、ヤフオクでは落札手数料が8%かかりますので、売った人にとっての換金価値は額面の92%となります。ですので、3,500×92%=3,220円、さらに100円未満を切り捨てて3,200円と計算します。
これで「優待 マクドナルド 6枚」つまり、マクドナルドの株主優待券6枚は、時価で3,200円の価値がある!と見積もることができます。
※この例は2019年6月30日の情報です。
商品は公式の価値を参考にする
- ○○○○円相当の自社商品
- ○○○○円相当の○○県名産品
- ○○○○円相当のカタログ
- ○○○○円相当のグルメギフト
このように直接モノが贈られる場合、厳しめとなりますが額面の半額で、わたしは見積もりの計算をしています。

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