プレミアム優待倶楽部利回り比較【2月3月優待】

クロス取引

2月、3月優待の中で、プレミアム優待倶楽部がもらえる銘柄について利回りを調べました。わたしはクロス取引で株主優待をゲットしているので、クロスできそうな銘柄を中心としてご紹介いたします。(わたしは主に日興証券と楽天証券を使っています。)

2月、3月はたくさん株主優待があるため、クロス取引に必要な資金が不足がちです。つまり、銘柄の取捨選択しないといけないわけですね。その銘柄選択の基準として、もっとも重視されるべきものが「利回り」です。

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プレミアム優待倶楽部とは

株主優待といえば

  • 食べ物
  • クオカード
  • 食事券・買物券

が、おなじみですが、

  • カタログギフト

も、よくある株主優待でしょう!カタログといえば

  • リンベル
  • ハーモニック
  • ふるさと小包

などが有名です。このようなギフトカタログは、引き出物や内祝いで受け取った経験があるのではないでしょうか? 分厚いカタログ冊子から、自分の欲しいものを探して選んでハガキで注文するやつです。最近すっかりインターネットにも対応していて、スマホでぽちり!と注文できるようになりましたね!

電子カタログもありますが、スマホの画面では小さすぎて探しにくく感じる私です・・(まだおばあちゃんじゃないよ!) やっぱり紙の冊子、少なくともパソコンの画面で探しています。

プレミアム優待倶楽部も、そんなギフトカタログの一種だと思っていただければOKです!デジタルに特化したカタログの共通サービスです。

見た目は

  • 企業名+プレミアム優待倶楽部

という名前の株主優待カタログですが、選べるもののラインナップは だいたい共通です。リンベルやハーモニック等のカタログの大手さんとの違いは、

  • ポイント制で繰り越せる
  • 継続保有の増額を受け取れる

企業もある、という点です。たとえば半年ごとに

  • 100株で3千円分
  • 1,000株で6千円分

このような「従来の」株主優待のカタログがあったとき

6千円分のカタログの中なら、欲しいものがあるのになぁ

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とり子

こんな悩みに応えるべく、次の権利日まで「ポイントをとっておく」ことが、プレミアム優待倶楽部ならできる(※一部を除く)ということです。また、食事券や買物券がもらえる株主優待でよくある「長期継続保有なら金額が増える」仕組みも プレミアム優待倶楽部銘柄でたくさんあるようです。

なお、プレミアム優待倶楽部は、ウィルズ(4482)という上場企業が運営している「株主関連業務の代行サービス」です。つまり、従来のカタログ企業ではできなかった

  • 株主の情報管理、株主とのコミュニケーションができる点

が強みといえるでしょう。株主の情報といえば

  • 継続保有の条件

が、株主優待で気になるポイントです。プレミアム優待倶楽部のポイント繰り越しや継続保有条件の恩恵を受けるためには、端株や空クロスを使った継続保有と同じで

  • 株主名簿に継続して載る
  • 株主番号が変わってはならない

という点には注意しましょう。

プレミアム優待倶楽部銘柄を選ぶメリットですが、

  • どうせなら利回りの良い銘柄で選ぼう!
  • この銘柄は取り逃したけど、代わりに違う銘柄で取ろう!

このような銘柄選びができるのはメリットでしょう。デメリットとしては、従来のカタログギフトと同じですが

  • ポイントに期限がある
  • 飽きる

この程度でしょうか? クオカードやジェフグルメカードほどの柔軟性は無いかもしれませんね。

とはいえ、株主優待に関する業務コストを抑えたい企業と、分かりやすく扱いやすい株主優待を望むような投資家とには、今のところ「Win-Winのようなシステム」だと、わたしは思います。今後もプレミアム優待倶楽部を採用する企業は増えるのではないでしょうか?

WILLs

なお、公式HPでは「他企業のポイントとの合算」も掲げられていますが、まだ浸透が遅れている印象もあります。他の銘柄のポイントと柔軟に合算できるようになれば、さらにプレミアム優待倶楽部の価値が高まるので期待したいところですね!

それでは2月、3月の株主優待でプレミアム優待倶楽部がもらえる銘柄の利回りを見てみましょう。

プレミアム優待倶楽部2月

2月は銘柄が少ないですね。
※一般クロス取引の可否は 2020/2/7現在の情報です。

ベクトル(6058)

利回りが良さそう!ぜひ狙いたいわね!

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とり子

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とる造

2月では貴重な日興・楽天でクロスできる銘柄じゃな。

200株、1,000株がオススメです。資金と利回りの1つの目安ですが、30万円以内で1%を超えれば「気軽な資金で効率の良い株主優待」と考えられます。

在庫争奪戦は厳しいかもしれないけど、もし取れたらかなりラッキーですよ!

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とり子

アズ企画設計(3490)

利回りが良さそう。

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とり子

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とる造

だが日興・楽天でクロスができない銘柄のようじゃ。

このように、魅力的な利回りでも、そもそもクロス取引に必要な「一般信用売りが無い」銘柄もたくさんあります。このような場合は、制度信用があれば リスクを覚悟で「逆日歩ギャンブル」を、制度信用も無ければ リスクを覚悟で「現物株だけの裸買い」をするしかありません。

ポエック(9264)

利回りイマイチね。

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とり子

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とる造

日興・楽天ではクロス取引ができない銘柄のようじゃ。

プレミアム優待倶楽部3月

3月は銘柄はたくさんありますが、一般信用を使ったクロス取引で 特にオススメできる銘柄は上から2つです。
※一般クロス取引の可否は 2020/2/7現在の情報です。

オイレス工業(6282)

100株がおすすめです。20万円未満の少額でゲットできる点も嬉しいですね。

利回りが良さそう!ぜひ狙いたいわね!

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とり子

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とる造

ここは利回りの割にマークされていない印象がある。在庫があるうちに押さえておきたいのう。

JKホールディングス (9896)

利回りが良さそう!ぜひ狙いたいわね!JKといっても女子高生じゃないよ!

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とり子

新しく株主優待が新設された銘柄です。利回りも十分ですし、300株、1,000株、2,000株、いずれも利回りが同じですから、資金の都合に合わせられる点も魅力です。

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とる造

ここは人気かもしれんのう。在庫があればラッキーと思って押さえておきたい。

ランドコンピュータ(3924)

利回り2%?!すごいね!

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とり子

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とる造

だが、今の時点の日興・楽天ではクロス取引ができない銘柄のようじゃ。

ドリームインキュベータ (4310)

500株、1,000株ならオススメです。

在庫を見かけないけど、あればクロスしたい銘柄ね。

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とり子

エアトリ (6191)

利回り的にギリギリ合格の銘柄です。1,000株までがオススメです。

在庫をほとんど見かけないけど、あればクロスしたい銘柄ね。

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とり子

MS-Japan (6539)

利回り的にギリギリ合格の銘柄です。利回りだけで言えば 2,400株以上なら・・ですが、そんなに多くの資金を投じるなら、他の銘柄の株主優待をゲットした方が良いかもしれませんね。

在庫もほとんど見かけないわね。

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とり子

フリュー (6238)

利回り的にぎりぎり不合格かもしれません。資金に余裕があればゲットしましょう。

フォーカスシステムズ (4662)

同じく、利回りの魅力は乏しいですね。

エイジア(2352)

額面の利回り0.5%を切ってくると、もはや株主優待全体と比べてもイマイチな部類です。よほど資金が余っていれば。

オールアバウト(2454)

1,000株以上ならば利回りが合格です。

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とる造

日興・楽天ではクロス取引ができない銘柄のようじゃ。

フォーライフ(3477)

株主優待全体として平凡な利回りです。

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とる造

日興・楽天ではクロス取引ができない銘柄のようじゃ。

ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)

ここは半年以上の保有条件があるので微妙です。

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とる造

日興・楽天ではクロス取引ができない銘柄のようじゃ。

ティラド(7236)

1年以上の保有条件があるので注意しましょう。

一応、今回の利回り優勝者です!

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とり子

さらに・・

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とる造

残念ながら、ここは最後の優待のようじゃ。

日本経済新聞
日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。

この利回り水準だと大人気の銘柄でしょう。廃止は残念ですが、さすがに優待の負担がしんどかったのでしょうか・・苦笑

アイペット損害保険(7323)

ここも利回りすごいけど

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とり子

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とる造

日興・楽天ではクロス取引ができない銘柄のようじゃ。

一般の在庫は日々変わります

在庫 すなわち「一般信用売りの注文可能数」は当然のこと、取り扱いの有無自体も、東証・日証金の規制、証券会社による株の調達次第なので、状況とともに変わる可能性があります。取り扱いが始まることも、終わることもあります。変化を時々チェックすると、掘り出し物を発見できるかもしれません!

一般信用売りの在庫情報は、わたしのブログのメインコンテンツの1つなので、ぜひご活用ください!

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