株主優待タダ取り(優待クロス)はすごい!

クロス取引

2019/10/11の夕方、すかいらーく(3197)の日興証券の一般信用在庫が、10万株単位で大量放出された様子を見かけましたので、

というツイートをしたところ、少し反響をいただきましたので(ありがとうございます!)記事で補足説明させていただきたいと思います!
なお、10/12の12時現在、あれだけあった在庫が無くなってしまっています。しかし、事前に株主優待タダ取りの情報を知って心構えをしておくだけでも、今後すかいらーくの在庫が復活したときスムーズに行動できたり、他の銘柄で応用できたりすると思います。
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株主優待タダ取りが何故すごい?

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とる造

そんなうまい話あるのかな~?

ツイートの文章に沿って順番に解説します。

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とり子

1.銘柄と株数を選ぶ

すかいらーくグループはご存知 ガストやバーミヤンなどを全国で展開するファミリーレストランチェーンの大手企業です。そして、株に興味のある人たちにとっての「すかいらーく」は優待利回りが優秀な銘柄として人気です。

優待利回りとは?
たとえば2,000円の株を100株買ったとき、資金は20万円必要です。優待利回りの計算例は次のようになります。
★1,000円分の株主優待がもらえる→1,000÷20万=0.5%
★2,000円分の株主優待がもらえる→2,000÷20万=1.0%
この優待利回りの「平均的な数字は0.5%」「良い銘柄で1%程度」です。
さて、すかいらーくの株主優待は何がもらえるのでしょう?株価もいくらか気になりますよね。こちらはYahooファイナンスさんで確認してみてください。では10/11の株価で具体的に優待利回りを計算してみましょう。
★1,908円の100株なら
 → 19万800円の資金で優待券3,000円分
 → 3,000÷19万800円 ≒ 1.57%
★1,908円の1,000株なら
 → 190万8千円の資金で優待券36,000円分
 → 36,000÷190万8千円 ≒ 1.88%
優待利回りが高いということは、資金効率が良いということです。限られた口座の資金ですから、効率良く活かす銘柄選択がお得です。
また、全国にお店がたくさんあるという点もポイントです。自分の使い勝手が良いことに加えて、みんなにも使い勝手が良いと、金券ショップやオークションサイトでも買い手がつき、株主優待券の評価額の値崩れが起きにくいからです。
POINT

すかいらーくの株主優待が人気の理由は?
→ 資金効率が良く、使い勝手の良い株主優待券がもらえるから!
また、すかいらーくは「まとめ買いでお得になる」かのような株主優待で、1,000株の株主優待で、優待券の株数当たりの額面最も多くなります。資金の余裕があれば、ぜひ1,000株で狙いたい銘柄です。

すかいらーくを1,000株

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とり子

2.証券会社を選ぶ

証券会社を選ぶポイントはサービスと手数料、そして貸株料です。

  • 長い期間一般信用売りの注文ができる
  • 貸株料が1.5%以下
  • 手数料は安ければ安いほど良い
  • 在庫の補充がたくさんある(できれば)

クロス取引をするのなら、信用手数料が無料のSMBC日興証券と、貸株料が1.1%の楽天証券の2社の口座は作っておきたいです。

★日興証券
一般信用(3年)があり貸株料が1.4%
信用取引の手数料が誰でも無料!!
★楽天証券
一般信用(無期限)があり貸株料が1.1%
※大口優遇で手数料が無料
★カブドットコム証券
一般信用(長期)があり貸株料が1.5%
※優遇プランで手数料が無料
優遇条件を達成できる人は楽天、カブコムでも日興並みに戦えると思います。
ちなみに、信用取引には種類があって「制度信用と一般信用」があります。制度信用でもクロス取引ができないわけではないのですが、逆日歩という事前に金額を予想できないペナルティのような支払いのリスクが伴います。ですので、コストがかかったとしてもノーリスクで安全な一般信用を使うやり方をオススメしています。

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とる造

日興証券の一般信用で

3.日数を調べる

権利付き最終日には現物株を保有していなければなりません。すかいらーくの権利確定日は受渡日で12月末日ですので、約定日で2019/12/26に株を持っていればOKです。

ところで、現在の日興証券では「今週中」という注文が可能です。10/17(木)までに注文をして、10/18(金)の9時までに注文を訂正し10/18(金)に約定させると「今週で最も貸株料が節約できる」ことになります。(あまり大きな声では言えません)

10/18(金)に約定すると、10/23(水)が受渡日となり、ここから権利日の12月末日を越えるまでの日数を数えると 76日(※両端入れで数えます)となります。

10/18(金)約定で 76日分の貸株料

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とり子

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4.クロス取引をする

今回は「簡単に」クロス取引の流れを説明します。

クロス取引とは、同じ銘柄買い注文売り注文同時に約定させることです。たとえば、信用買いと信用売りのクロス取引することで、そのあと株価がどれだけ上下しても、合計の損益が変わらないポジションの組み合わせを作ることができます。

クロス取引の信用買いのポジションは現引きを忘れないようにしましょう。現引きとは、信用買いのポジションに現金を差し入れて現物株に変える注文のことで、ほとんどの証券会社で無料でできます。

現物株と信用売りを組み合わせたポジションを、権利付き最終日に持ち越すと

  • 株主優待をもえらる
  • 配当金は受け取りと支払いでゼロになる

ことになります。もちろん、クロス取引のポジションなので、権利落ち日に株価がどれだけ上下しても合計の損益は変わりません。ノーリスクで株主優待だけもらえる結果となるのです!

権利落ち日になったら、信用売りのポジションの現渡しをしましょう。現渡しとは、信用売りのポジションに現物株を差し入れて返済する注文のことで、ほとんどの証券会社で無料でできます。

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とる造

クロス取引で

5.コストを計算する

株主優待タダ取りの流れをおさらいすると

  1. 制度信用買い&一般信用売りのクロス取引
  2. 制度信用買いの現引き(即日)
  3. 一般信用売りの現渡し(権利落ち日)

となるので、かかるコストは以下になります。

  • クロス取引時の買い売りの手数料(2件)
  • 制度信用買いの金利(すぐ現引きするので1日分)
  • 一般信用売りの貸株料(権利落ち日までの日数分)
  • 管理料(信用ポジションをホールドすると1か月ごとににかかる)

繰り返しになりますが日興証券の信用取引手数料は無料です。さらに日興証券は管理料も無料です。すごくないですか?!優待クロスをする人々を全力で支援してくれる証券会社と言えます。(※決してSMBC日興証券の回し者ではありません・・笑)

さて、10/18(金)に株価がいくらになっているかは分かりませんので、10/11の株価を使って仮計算してみましょう。日興証券の貸株料は1.4%/年で 76日分支払います。また、制度信用の金利は2.5%/年で 1日分支払います。

10/11(金)の株価1,908円で計算すると?
1,908×1,000×1.4%÷365×76 ≒ 5,561円
1,908×1,000×2.5%÷365 ≒ 130円
5,561+131=5,692円

約5,700円のコスト

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とり子

ちなみに、株価は平気で数%上下しますので、もし約定日の株価が上がると比例して貸株料も上がってしまいます。できるだけ株価が安い日にクロス取引できた方がお得なのですが、こればかりは狙ってできるものではありません。

優待クロスの手数料 コストを計算する
優待クロスとは、株主優待を目的としたクロス取引のことです。優待クロスのやり方は、以下の記事で具体例を使って分かりやすく解説しました。クロスはいつからいつまで?クロスの時間やタイミングも説明しています...

6.リターンを計算する

すかいらーく1,000株の場合、12月は額面で 36,000円分 の株主優待券(お食事券)がもらえます。自分や家族みんなで消費する場合は、額面通りをリターンとしても良いですね♪ ところで

  • 近所にお店がない・・
  • さすがに飽きた!使い切れない!

そんな事情もあるかもしれません。こんなときは優待券を無駄にせず、世の中の欲しい人々に譲りましょう。優待券がいくらの価値があるのか?を以下のように調べる方法があります。

  • 金券ショップの買い取り価格
  • オークションサイトの落札価格

ヤフーオークションで落札結果を検索してみると、約80%の価格で売れている(10/11現在)ことが分かります。ヤフオクでは落札金額の8.8~10%が手数料として控除されるため、80%×90%=72%という数字を時価計算の基準と決めました。

36,000×72%=25,920円

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とる造

時価2万6千円程度の優待券がもらえる

株主優待はいくらの価値?
株主優待の価値を金額にするといくらなのでしょう?この記事は「株主優待タダ取りの利益を計算する方法」の第二弾です。/wp-content/uploads/i_toriko_nico.pngとり子...
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そんなうまい話があるの?という人向け

2万6千円-5,700円≒2万円

「2万円が確定でもらえる話」が、少し具体的になったのではないでしょうか?

さて、

  • どうしてそんなことが成り立つの?怪しい!
  • 個人投資家に美味しい話が、企業や証券会社に何のメリットがあるの?

そうですよね。ではメリットとデメリットを考えてみましょう。

まず、日本では株主優待自体が個人投資家に人気なので、株として人気の材料になります。また、株主優待券は「ウチ専属で使ってくれる配当金」のようなものです。いずれ必ず自社の売上になります。

★企業のメリット

  • 商品やサービスの宣伝になる
  • 確実に売上が立つ

★証券会社のメリット

  • 大株主が保有する株を大勢に分けて貸株して貸株料を得る
  • 顧客の預かり資産を集められる

☆企業のデメリット

  • 優待に関する事務手続きのコストがかかる

☆証券会社のデメリット

  • 思いつきませんでした・・笑

個人投資家、企業、証券会社の3者が「ノーリスクの取引に合意した」ようなものです。個人投資家の資金、大株主の株といった資本が寝かされることなく活かされることにもなります。

また、巷でよく話題になる「20%還元のキャンペーン」みたいなのとも似ています。わたしも好きです♪

  • うちの店を知ってくれ
  • 値引きするからうちの店で買ってみて
  • もし気に入ったら他の(利益率高い)商品も買ってね

つまりプロモーション、広告です。株主優待券でも全てを満たしていますよね。商売をやったことのある人は分かると思いますが、お客さんが来もしないのが何よりも困ります。取引が無いまま時間だけ過ぎることほど、固定費が無駄になることはありません。

また株主優待や還元キャンペーンを「せこい」と揶揄する声もありますね。正当化するわけではありませんが「事実として売り手の都合が発端」ということを忘れてはいけません。20%還元にしろ株主優待にしろ、わたしたちが「強いたわけではなく応じただけ」なのですから!

最後までお読みいただきありがとうございました♪ この記事では説明できなかった、信用口座の開設や、信用取引の仕組みなど、まだまだ疑問があると思います。そんな疑問にお答えできるような、初心者さん向けの記事を今後まとめる予定です。

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とり子

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