フライングクロスとは

クロス取引

2019/12/06は、12月優待向け SBI証券におけるフライングクロスの約定日です。SBI証券では「前営業日の19時が一般信用売り注文受付開始」ですから、

  • 2019/12/05の19時

が、フライングクロスの注文可能開始日時ということですね!

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とら

フライングクロスって何?

この疑問に対して、2019年12月の具体例を使って、わかりやすくシンプルにフライングクロスを解説したいと思います。

  • まず受渡日と約定日を再確認して
  • 1日信用を理解
  • 続いて15日信用を理解
  • フライングクロスの仕組みを理解して
  • メリットとデメリットも確認
  • 忘れてはいけない手順を確認

しましょう!

ただし、このフライングクロスは中級者向けです。無理をしてまで覚える必要はありません。

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とり子

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とる造

あくまでも使い方を理解した人だけが、注意して使う方法じゃな。

そもそも株主優待をクロス取引でゲットする方法については、以下の記事をご参考になさってください♪

株主優待のもらい方&クロス取引のやり方(制度信用?一般信用?)
株主優待自体をもらう方法まず、株主優待自体をもらう方法は、大きく分けると2つあります。現物の株を買ってホールドクロス取引をする=通称、株主優待タダ取り、優待クロスなどと呼ばれている方法です。...
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受渡日と約定日

月末が権利付き最終日の株主優待は、受渡日で月末(営業日)に株を買い、受渡日で翌月初(営業日)に株を売る(現渡する)ともらえます。約定日は受渡日の2営業日前です。

  • 実際に株を買う日は「営業日の月末から2営業日前
  • 実際に株を売る(現渡する)日は「営業日の翌月初から2営業日前

受渡日をカレンダーで確認

2019年12月のカレンダーで受渡日を確認しましょう。

2019/12/30の大納会の日が12月末日で、2020/01/06の大発会の日が1月初日です。

約定日をカレンダーで確認

2019年12月のカレンダーで約定日を確認しましょう。

2019/12/26が12月の権利付き最終売買日で、2019/12/27が権利落ち日です。

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信用期日

信用取引は、証券会社から「お金を借りて」株を買う(売る)サービスです。当然、借りたお金は「期限までに」返済しなければなりません。信用期日とは、信用建玉(ポジション)を最終的に返済する期限の日のことです。最終的にと書いたのは、

  • 自分で返済の注文ができるのは信用期日の前営業日まで

だからです。もし、この返済期限に間に合わなければ、差し押さえを食らったような状態となります。信用期日の当日に、信用建玉(ポジション)は証券会社によって「強制的に」返済注文が執行されてしまいます。信用期日は、言わば処刑される日みたいな感じですね。

  • 信用期日の前場寄り付き「成行」返済注文が「強制執行」される

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1日信用の場合

15日信用のフライングクロスを理解する前に、1日信用を理解しておくとスムーズにイメージできると思います。

1日信用とは、今日買った(売った)ポジションは今日中に返済しなければならない、という信用取引のことです。返済期限(自分で返済注文できる日)は今日ということですね。つまり、もし今日返済しなければ→翌営業日(=1日後)の信用期日に強制決済が証券会社によって執行される、ということです。

12/6を1日目で数え始めて、1日期限の信用取引は、同日12/6が返済期限です。12/6の翌営業日である12/9が強制決済の日です。

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とら

うん!これは分かるにゃ!

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15日信用の場合

では、フライングクロスに使う15日信用の場合です。まず忘れずに確認したい前提があります。SBI証券では

  • 15日とは15営業日であることに注意しましょう。営業日です。

15日信用とは、今日買った(売った)ポジションは15日目中に返済しなければならない、という信用取引のことです。返済期限(自分で返済注文できる日)は15日目ということですね。つまり、もし15日目に返済しなければ→16日目(=15日後、ちょっとややこしいね)の信用期日に強制決済が証券会社によって執行される、ということです。

12/6を1日目で数え始めて、15日期限の信用取引は、12/26が返済期限です。12/26の翌営業日である12/27が強制決済の日です。

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とら

にゃるほどー。数字を振ると分かりやすいにゃ。

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フライングクロスとは

フライングクロスとは、つなぎ売りの返済期限を過ぎても翌営業日の信用期日に強制決済が執行される仕組みを利用して、裏技的に1日早くクロス取引を始める手法のことです。

通常のクロス取引は、自分で現渡をしてポジションをクローズさせます。しかし、フライングクロスは、証券会社による強制決済の買いに対して、自分で現物売りまたは新規信用売りを注文して現渡をする手順でポジションをクローズさせます。

こちらのカレンダーをご覧いただければ、仕組みがご理解いただけると思います。

現在まで、証券会社からのペナルティ等は報告されていませんが、将来的にどうなるか分かりません。余分に手数料と金利を支払うことになりますので、証券会社も損はしていません。しかし、借りたお金を期限までに返さないようなものですから、褒められた行為ではありません。くれぐれも自己責任で行うよう、よろしくお願いいたします。

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メリットとデメリット

メリット

何と言っても、1日早く在庫争奪戦に参加できることです。一般信用を使ったクロス取引で株主優待をもらう方法が定番となった昨今です。大人気の銘柄では、1日違うとかなり違います。

デメリット

手数料が余分にかかる点です。
信用売りポジションが強制決済になるので、現渡ができません。
この手数料がネックとなり、1,000円のクオカードをはじめとした少額の株主優待では、リターンが損に転落してしまい、フライングクロスでは狙う意味が無い事態になります。使い所を絞りたい手法ですね。

以下2件の手数料が発生します。

売りポジション決済の手数料

売りポジションの信用返済売りの手数料がかかります。たとえ、SBI証券の手数料優遇プラン中でもかかります。

現物買い決済の手数料

現物買いの決済に手数料がかかります。方法は2パターンあります。

改めて信用売りして現渡

信用売りが可能な銘柄であり、新規建余力があるならば

  • 新規信用売り(制度・一般・1日などから一番手数料が安い方法で)
  • 約定後すぐに現渡

新規信用売りの手数料がかかります。現渡は無料ですね。
一般的に、信用取引の手数料の方が安いため、この方法を選びます。

普通に現物売り

信用売りが不可能な銘柄ならば、普通に売りましょう。
現物売りの手数料がかかります。

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フライングクロスのクローズと失敗に注意

普通のクロス取引は、権利落ち日に現渡すればおしまいですが、フライングクロスで作ったクロス取引はそうは行きません。現渡できないからです。忘れてはいけない手順があります。

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とら

現渡できないのなら一旦どうするのかにゃ?!

クロス取引で作ったポジションの片方である一般信用売り建玉は

  • 権利落ち日の前場寄り付き「成行」返済買い注文が「強制執行」される

わけですが、クロス取引で作ったポジションのもう片方である現物株は自分で

  • 新規信用売り(※約定後すぐに現渡
  • または現物売り

注文して決済する手順を忘れてはいけません。忘れると大損する可能性があります。この失敗は結構あります!!注意!

権利落ち日前場寄り付き

  • 強制決済の買い注文自分の手による売り注文とのクロス取引

で約定させるようなイメージです。ご安全に!

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とら

これは気をつけたいニャ

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とら

よろしくおねがいします!

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コメント

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